台湾SEO対策で注意するべき点

SEO対策

台湾で台湾向け中国語繁体字SEO対策を毎日やっていますけど、毎日やっている中での注意点があります。日本から台湾SEO対策していたらほぼ気付かない点です。また、SEO=PV増加と思っておられる方がおられるようですが、それではWEBマーケティングはうまくいきません。それらの注意点を書き出してみました。

 

何のための台湾SEO対策ですか?

SEO対策を台湾で施策しており、管理サイト数は、毎週のように増えるので数十くらいです。

SEO対策でアクセス(PV)増やしたいとおっしゃるお客さんが非常に多いです。

重要なのはアクセス増やした先なんです。

 

売り上げと導線とサイト設計

アクセス増やして何がしたいんですか?

儲けたいというのが第一に来ると思いますが、

大量のアクセス集めて、そこから売り上げにつながる導線ができていますか?

 

サイト設計がきちんとできていないサイトにアクセス流し込んでも売り上げあがらない。

それが理解できていないお客さんサイトにPV大量に集めても、売り上げが上がらない。そして

あんたが悪いと言われて契約終了。後味の非常に悪い取引ですよね。やりたいくないです。そんな案件。というわけで、SEO施策する前に

 

売り上げまでの導線をきちんとサイト設計で示してください

 

さらに言うと・・・・

 

プロジェクトはゴールから考えてください。

 

そうすると企画がよりシャープになるでしょう。

台湾SEOを施策する前の準備

・サイト内でアクセスからCVまでの導線がきちんとできているかのチェック

・何をどんなお客さんに売りたいかの具体的設計

・KGIは何ですか?と言う質問に即答できる状態

 

台湾向けSEOリサーチ:google検索エンジン最適化の注意点

日本でgoogleを日本語で使用していると何の意識もせずに使用していること多いですね。

見えているデータがおかしいなと思ったら、だいたい台湾向け設定でリサーチもできていなかったり、そもそもgoogleクロームの設定が、それはあかんでしょ。というものだったりします。

以下注意点です。

 

google検索の言語設定

多くの方がgoogle検索していると思いますけど言語設定どうしていますか?

日本人で初期設定は日本語という場合がほとんどでしょう。ここで注意点。

googleの検索設定言語によって検索結果が変わります。

例えば、外匯投資(FX投資)で検索した場合検索言語設定が日本語だとこんな感じです。

 

中国語繁体字だと

 

けっこう違います。検索ワードによっては大きく変わることもあるのでご注意ください。

 

google検索の地域設定

google検索の設定の部分から地域を指定する必要があります。台湾向けだから言語を中国語繁体字にすればOK?もう一か所設定してください、そうでないとシークレットモードでやったとしても、正確な情報が出ません。

地域設定を台湾にしてください。

ただ、二国間で検証してないので、日本から検索地域設定を台湾にして、言語を中国語繁体字にすれば実際に台湾の人が見ている検索結果になるのかと言うと、断定はできません。ただ、地域設定を日本のままよりも、より正確な情報にはなっています。

台湾で日本語検索したときの結果と、日本で日本語検索したときの結果は違うんですよ。

 

というわけで、日本から台湾SEOやっている場合、言語切り替えがめんどいという場合は以下の方法をお勧めします。↓↓↓

PCに複数ブラウザを導入しましょう

可能なら台湾google検索専用に中国語のブラウザを入れたほうがいいですね。クロームとファイアーフォックスで言語を分ける等です。

また、GRCの結果も日本語検索の結果であることが多く、順位は繁体字検索とは異なります。

やった!!1位にあがった!!と思って繁体字検索で見てみたら、全然上位に表示されていなかったという残念な事例が結構あります。GRC-Wを入れましょう。

中国語のキーワード

 

例えば、大阪に旅行に来ようとしている台湾人確保のために、日本語で 「大阪 ホテル おススメ」というキーワードを考えました。

台湾をあまり知らない人が翻訳に出したらキーワードは「大阪 酒店 推薦」となるでしょう。

台湾をよく知っている翻訳者でSEOをあまり知らない人なら「大阪 飯店 推薦」でしょう。

しかし、この場合最も適切なのは「大阪 住宿 推薦」です。

 

はい。ここに入っている日本メディアはトップページに今のところ無し。このページ最初に書いたときにリサーチしたのが2018年11月ですので、かれこれ一年半日本企業の躍進はなく、かなり競争の激しいキーワードですね。ほとんどが台湾人ブロガーで、あとは台湾メディアや、海外のホテル予約サイト。

台湾SEOで激戦を繰り広げるのがpixnetというブログ。ドメインパワーがものすごく強いんですよ。お気を付けください。

 

キーワード選択について

私の日本の家が大阪にあるので大阪を事例に出しますが、大阪に来る台湾人狙いで

「大阪旅遊」をキーワードに設定する。日本語に訳すと「大阪旅行」これじゃ契約取れてもそう多くないでしょうね。というか、こんなビッグワードを落とせたら嬉しいのですけど、今からSEO施策するとなると、かなりの忍耐が求められるでしょう。そう簡単には検索首位表示ができそうにありません。

私も少しは海外旅行行くのですが、地名+旅行で検索した経験はほぼないです。

大阪に旅行に行く計画を立てるなら、そんな旅行客が調べるのは

「大阪ホテルお勧め」「大阪レストランお勧め」

「大阪ショッピングお勧め」「大阪観光地お勧め」

「大阪現地ツアー」

とかでしょう。上記のようなワードのほうがCV率高くなります。

知名度を上げるために「大阪旅行」というキーワードでSEO対策するのはいいのですが、その労力に見合った成果を得られる計算をしてからSEO施策をしましょう。

台湾SEO対策はめんどくさい、手っ取り早い方法あり

一番簡単な方法は目的のキーワードの上位にいる台湾ブロガーと契約することですね。

日本系のブログ書いている人はほぼ日本語ができます。

ですので、直接コンタクトを取って契約する。

WINWINです。

 

台湾SEOをそれでもやりたい場合

プラットフォームがgoogleなので、アルゴリズムは日本語とあまり変わらないです。

実際私も台湾向けサイトを運営して現在も管理しておりますが、きちんとやれば成果が出ます。

ただ問題点は、完全に中国語ということです。

自社でSEO対策をやりたい場合、中国語とSEO対策がわかるディレクターを入れたら可能です。

ただ、ライターは台湾人を入れることをお勧めします。

 

あと、旅行系はかなりの激戦区で、台湾人本気ブロガーとの熾烈な争いになります。その点覚悟の上参入してください。

台湾人ライティング

 

台湾SEO対策での文字数ですが、1コンテンツで3000-5000文字はほしいです。それでも上がるかどうか確証はないです。ですから、基本的にTOP取りに行くには最低ラインで5000文字くらいと私は考えています。

 

一般の台湾のSEO対策会社のライティングは1コンテンツ200文字とかだったりします。

はっきり言いますと、200文字の文書をアップしてもほぼSEOで効果ないです。

お金がもったいないです。1000文字、1500文字とかもありますが、依頼するなら3000-5000文字でしょう。ちなみに相場ですが、ライティングは台湾では1文字4-5円計算です。

 

日本のクラウドワークスのような単価ではできないです。不思議ですね。給料も物価も台湾のほうが安いのですが、ライティングは台湾では1文字4-5円計算です。

 

台湾SEOたいさくの注意点:法律

ぶっちゃけた話を言うと、日本企業がやっている中国語繁体字サイトは台湾の法律違反しているサイトがあります。

ダイエット系サイトで、「この商品はダイエットに効果があります。」これ完全にアウトです。

ダイエットは医療用語で、食品や化粧品に使用してはいけないです。危険なサイトが山ほどあるので、くれぐれもご注意ください。

臺北市政府衛生局

上記のサイト内に台湾の法律が記載しています。使ってはいけない表現などです。

特に、医療、マッサージなどの施設、たばこ関連、出産前検査、食品、薬品、化粧品がネット上の表現の規制対象ですので、きちんとチェック体制を整えましょう。私は頻繁に台湾の法律罰則表現集を読み込んでいます。

台湾SEOにおける罰金事例

台湾の衛生局のサイトには毎月広告違反サイトの公表が行われまして、個人サイトでも普通に罰金刑を食らいます。その個人サイトが払えない、もしくは国外で連絡がつかない場合は、そこで紹介されている商品を販売している企業に罰金が回ってくることが多いです。

2019年7月の事例ですが、○○サプリはダイエットに効きます。これでアウトです。罰金刑を課したと公表されていました。調べてみると日本の個人が運営しているサイト、アフィリエイトサイトでした。

台湾は食品や化粧品に関するネット上の表現のチェックが厳しく、普通に個人サイトでも摘発を受けます。罰金額は15万円くらいから数百万円ぐらいです。この点ご注意ください。

SEO対策業者に関してコストと価格を考える

台湾でSEO対策まともにやっている会社知りません。資金力あるWEBマーケティング会社は広告運用やっています。では個人で台湾SEOやっている人はほとんどいないです。広告代理店さんたちからは一時期台湾SEO個人でやっているのはうちくらいしか知らないと言われていました。

 

ただ、うちとしてのSEO対策の原価的な計算をすると以下のようになります。

コンテンツを投下していかないと検索順位はつかないのですが、1コンテンツの経費は1本1万円以上かかります。ですので、毎月1万円以下のSEO対策会社とかカスコンテンツ量産もしくは、コンテンツを一切投下していないのでしょうね。安すぎる業者さんとのおつきあいはお気を付けください。

ざっくり考えても30万/月くらいは最低必要でしょう。必要な経費分も請求しないではなにもできていないでしょう。

結論

 

台湾SEO対策は、日本でライティングしてそれを翻訳してもらうのが一番コストパフォーマンスがいいかなと思います。ただ、台湾の文化や考えはそこに入れれないので、やはり台湾人のライターでなくても校正者は欲しいところです。

アルゴリズムはあまり変わらないので、台湾SEO対策は人材を集めればそこそこできると思います。

競争は日本よりも少ないので今はまだ参入のチャンスが多いです。

 

最後に、PVをやたら強調するSEO対策業者は怪しいのでお気をつけください。月PV1万なくても月30万くらいは売り上げ出ます。ただ、どんな商品、どんな状況でもそれができるというわけではないです。詳しいSEO対策方法は・・・・twitterとnoteに転がっています。

 

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